SONY ST-SA50ES FM/AM STEREO コレクション TUNER メンテナンス、調整済完動品 (品) 美品 #204026

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SONY ST-SA50ES FM/AM STEREO TUNER メンテナンス、調整済完動品 (品) 美品 #204026 SONYのFM/AM STEREO TUNER ST-SA50ES の品でメンテナンス、調整済み完動品です。ST-SA5ESの後継機種ですが、ST-S333ESG~ST-SA5ESとは、全く別設計のものになります。出品は、ST-SA50ESの本体のみです。(操作マニュアルのコピーを添付します。)アンテナ、リモコンは付属いたしません。(リモコンの受信機能は問題ありません。テスト済み)本機には元々リモコンは付属しませんが、S333ESG~SA5ES用のリモコン(RM-J300, RM-J301)が使用できます。(写真に写っている他の機器は含みません。) 写真で放送局の信号強度を示すバー表示が写っていますが、これは、選局後約4秒間表示され、その後は消えます。"Display"キーを押せば、信号強度がxxdBuとバー表示が表示されますが、周波数は表示されません。これは仕様でSA50ESになり、コントローラー(MPU)とCFL表示ドライバーICが一体化集積されたため、ノイズ低減のためにコントローラーがスリープ状態になると信号強度の表示更新ができないためです。 FMの受信周波数範囲は、日本仕様の76.0MHz~90.0MHzです。ワイドFM(AM放送のFM補完放送:90.1MHz~94.9MHz)には対応しておりません。AMの受信周波数範囲は、531kHz~1602kHzです。 下記の調整をしてあります。1)FM 検波同調点2)FM Stereo MPX部3)AM RF/IF部 調整時に分解してシャーシ、内部の基板の簡単な清掃を行ないましたので内部も綺麗です。お受取り後の清掃は不要と思います。メンテナンスとしては、本機で発生し易い不具合(RCAプラグ部の半田クラックなど)再半田補強してあります。メモリー用のスーパーキャパシタを同等品交換してあります。その他、(一部、抵抗の定数を変えています。後述参照)ST-S333ESG~ST-SA5ESで問題になるRF段のトリマーは、固定定数でコイルの間隔を調整する方式なのでありません。RF~MIXERは、チューナーパックモジュールになっており、周波数ズレなどは発生しづらくなっています。 調整に際しては、FM-Stereo信号発生に、MegroのMSG-2170を使用し、変調用のSGには、Agilent(現:Keysight)のHP8657Bを使用しました。ステレオセパレーションについては、調整時(83MHz)に置いては、Wide:L/R共に60dB以上取れておりますが、調整した周波数以外では、55dB程度になることもありました。 Narrow:53dB.(歪成分の方が大きい。)SA50ESは、SA5ESと違い、L/R別々にセパレーションの調整ができませんが、WideとNarrowを個別に調整できます。)但し、変調用のSGの機種を変更することでも多少変化するため値を保証するものではありません。 製造から約22(1999年製?)年程度経過するものですから、再調整無しで動作していても初期の性能を期待するのは難しいと思います。今回出品しているものは、調整して動作を確認してありますので少しは安心して使用して頂けると思います。AM部については、FMほど真剣に見ていませんが、調整してあり、私の所では問題なく受信できております。ただし、受信場所、地域によりうまく受信できない可能性がありますのでAMの動作は保証できません。当方の自宅では問題なく受信できましたが、韓国、台湾、日本などの外国の放送が強く入感がする地域(日本、九州地方)ではうまく受信できないこともあるかも知れません。(これらのことは、この個体だけではなく、SA5ES/SA50ESの共通事項として書いています。)また、本機の特徴の一つであるAMステレオについては、現在、放送している局が少なく重要ではないと思いますが、日本放送を受信して「STEREO」表示が表示されることを確認していますが、当方の部屋ではインバータ機器の妨害が多く、細かな音質の評価までは行なっておりません。(写真-3)をご参照ください。AM部の音質については、SA5ESほど高域が伸びてはいませんが、S333ESG/ESAより伸びており、S333ESJ相当と思われます。これは、使われているIF段のフィルターの帯域幅とAMのStereo復調用ICのMC13028APに因るものと思われます。また、SA5ESと異なり、AMのIF_Narrowがありません。 IF段のフィルターの帯域幅は、S333ESG~ESJのWideと同じです。 AMアンテナを使用する場合、SA5ES/SA50ES用のものを使用した方が良いと思います。今回は、SA50ES専用のAMアンテナで評価してあります。ST-S333ESG/ESA/ESJ, ESX-IIに付属しているものとは相性が良くありません。過去の実験結果から、ST-S333ESG等のものでも、本機内部の入力段のコイルを調整すればどうにか合いますが、SA5ES/SA50ES純正のアンテナの調整ポイントとは明らかに異なります。SA5ES/SA50ES用のアンテナの給電線は、1.5C-2Vの同軸が使用されております。SA5ES用とSA50ES用との違いは、取り付け端子の形状のみです。 SA5ES用のものはネジ止め用のY端子、SA50ES用は差し込みクリップ用のY端子の片方を切り落としたI型の端子になっています。SA5ES用と同じ形をしたSONYのラジカセ等用のものは、アンテナの給電線がツイストペアになっており特性が若干異なりますが使えないことは無い様です。ST-S333ESG, ESX-IIに付属のものより相性はぜんぜん良いです。 FMについて、前モデルのSA5ESとは全くの別設計で、両者を比べると以下が大きく異なる点です。SA5ESに比べ基板面積が減ってるのは、コントローラー部がCFL表示部と一体集積化され表示基板に移されたからです。1) SA5ESで2系統あったANT入力が、SA50ESでは1系統になっています。2) SA5ESでは、RF部がディスクリートで組まれていましたが、SA50ESではフロントエンドモジュールになっており 調整が事実上難しくなっておりますが、SA5ESで使われているトリマーC,Lのコアが無いので、これらのズレが 無く感度劣化が少ないと思われます。3) FMの検波方法が、SA5ES:PLL検波、SA50ES:クワドラチャ検波となっています。4) SA5ESは、FMの受信モードの切り替えが手動であるが、SA50ESにはASMモードがあり受信状態によってWIDE/NARROW ATT_ON/OFF等を自動で切り替えてくれます。ASM(アクティブ、セレクション、モード)この4)のASM機能があるため、使っていてモードが変ることがあるので、マニュアルを熟読する必要があると思われます。チューナーに慣れた方は、ASM機能をOFFして使用した方が良いかも知れません。これらの機能に関して、操作マニュアルのコピーを添付しますので、落札後質問されましても原則回答はできません。SA5ESはマニュアルを読まなくても直感で使用できますが、SA50ESではちょっと難しいかも知れません。ASM機能をONにして置くと、アンテナ入力に+70dBu以上の入力が入ると20dBのRF-ATTが自動的に入ります。ただ、私が調べたSA50ES(現時点で7台)は、すべて+60dBu以上の入力が入ると歪率が悪化する傾向があり、このASM機能をONにしても、一番多く使う機会のある+60dBu~+70dBuで歪率が悪化するので、これを改善するため、一部の回路定数を変更してあります。 これにより、+80dBuまで歪率があまり悪化しなくなったので、ASM機能は、OFFで使っても良いと思います。また、ASM:ONで+75dBuの信号を受信すると、自動的にRF-ATT:約20dBが入り、RF入力表示は、+55dBuと表示します。したがって、実際のRF入力を知るためには、RF-ATTのON/OFFを考慮してONの時は、表示に20dBを足す必要があります。(SONYはなぜ、自動的にATT-ONの時に20dB加算して表示しなかったのでしょうか?)ASM_Modeは、その日の受信状況によって設定が変るので、RF-ATTのON/OFF境界付近では、日によってON/OFFが異なりレベルメーターの振れが20dB分異なるので、使用に慣れるまでは迷うかも知れません。)あと、信号の無い所を受信した時に、FM特有のノイズをミュートする機能はありませんが、チューニングノブを廻している時は、ミュートされますので不便は感じません。 外観については、品ですので細かな傷はあると思いますが、特に目立つ傷も無くまあまあ綺麗な状態です。特に外観を重視される方は、必ず必ず、画像で確認をお願い致します。 送料は落札者様で御負担をお願い致します。 また発送はクロネコヤマトの宅急便または、ゆうパックの発払い(サイズは120cm)を予定しております。沖縄県以外は、原則クロネコヤマトの宅急便を予定しております。 もちろん、ゆうパックも対応させていただきます。(ゆうパックは、窓口営業時間(また、土日、祭日は発送)の関係で多少発送が遅れる場合があります。)各種割引を適用すると全体的に宅急便の方が安くなると思います。(宅急便の例:南東北、関東、信越、北陸、中部:1345、北東北、関西:1444、日本、四国:1543、九州、北海道:1741)※※※沖縄県は、原則ゆうパック(2,050)になります。※※※ もちろん、宅急便も対応可能ですが、2,632と割高です。ゆうパックは、東京都からサイズ120cmの持ち込み割引で、お調べ願います。 商品到着時に全く動作しないなどの時は、品と言う事もあり代替品の用意が出来ないため、商品代金、送料及び振込手数料の返金までの責任とさせて頂きます。ただし、この場合も改造したり、内部を開けたり調整した場合は対応できません。問題があった場合は、内部を開けずにまずはご連絡をお願い致します。 大変申し訳ございませんが、ご落札後72時間以内に何らかのご連絡をお願い致します。ご連絡がない場合、不本意で残念ですが【落札者削除】をさせて頂く場合がございます。また、本商品はオークション代行業者様(特に海外発送)の入札は固くご遠慮願います。本商品は、日本仕様で海外では使えません。また、取引後、サポート等が必要な場合があり対応できないためです。落札されましても、落札者都合で取り消させて頂く場合がございます。この場合、システムから自動的に落札者様の評価に「非常に悪い」が付いてしまいます。また、評価で「悪い」、「非常に悪い」の割合の多い方が入札されても、その内容を確認して取引に不安を感じた場合、入札を削除させて頂く場合があります。また、不明事項は、必ず、入札前に質問にてご確認願います。入札後、落札後に、お取引きの成否に関わる様なご質問はお受けできません。 出来るだけ長く使って頂きたいと思ってメンテナンスしておりますので、良い環境で大切に使って頂ける方の入札をお待ちしております。どんなに性能の良いチューナーでもアンテナから入力された信号以上になることはありません。チューナー内部でどれだけ劣化させずに音として出力できるかがチューナーの性能です。良い音で聴いて頂くためには、アンテナが重要です。 室内アンテナはあまり推奨できません。また、ケーブルテレビ(CATV)もあまりお勧めできません。ケーブルTVに接続する場合は、ご入札前に各自適合性をご確認願います。CATVで受信問題が起きた場合、ご落札頂いた商品自体の問題なのか、CATV関連の問題なのかの切り分けが難しいので、CATVにつないでご利用をご計画の方は自己責任でお願い致します。落札後のCATV関連の質問は申し訳ございませんが一切お受けできません。 また新たな部屋に引っ越されて、「部屋に用意されたアンテナ端子に接続したが受信できない」と言う様な漠然としたご質問にはお答えできません。 接続を予定するアンテナ端子に来ている電波は、①自前のアンテナなのか、②共聴システムのアンテナなのか、③ケーブルテレビなのか、落札者様ご自身が理解できていない方、また、問題発生時に落札頂いた本体に問題があるのか否かの切り分けの出来ない方の入札は固くお断り致します。 よろしくお願い致します。

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